何が問題なのか気づくことが大事
家庭は人間関係の積み重ねによって時間をかけて形成されたものであり、どの家庭にも長い歴史があります。夫婦関係や親子関係などに悩んでカウンセリングにやって来る人も、実はその悩みの原因が、自分でも気づかない遠い過去のできごとに起因していることがよくあります。
カウンセリングでは夫や子どもに対して「一体何を考えているのかわからない」という不安や悩みが少なくありません。しかし、話を聞いてみると、問題を解決するために具体的に取り組んでいないケースが多いのです。夫婦間のコミュニケーションが知らぬ間に行き詰まっても、互いに向かい合うことはしていないのです。
子どもが生まれると妻の生活が大きく変わり、結果的に夫だけが家族から遊離してしまうことがあります。また夫婦2人だけの生活に、姑や舅、子どもなどが入ってくると、新たな関係を築くことができない人も増えているように感じます。本来なら一人では乗りきれないことも家族がいるから乗り切れるものが、今はまったく逆になっているのです。その背景には、核家族化などの影響で人間関係の経験やコミュニケーション能力が不足していることも一因です。
向かい合うためのコミュニケーションを
コミュニケーションで大切なことは、相手が何を伝えようとしているのか、先を急がずにじっくりと聴くことです。また、自分の気持ちを言葉で伝えることも大切です。そのためには、言葉にする前に気持ちを一旦整理することが有効です。しかし、これがうまくできないときは相手と距離を置くことも必要です。
「ウィメンズカウンセリングちば」の活動の一つにアサーティブトレーニングがあります。これは相手の気持ちを尊重し、さらに自分の気持ちを大切にするコミュニケーションのためのトレーニングです。このトレーニングを通して自分の気持ちの整理の仕方を身につけることができます。
夫婦とは本来対等であり、ともに人生設計を考えていくパートナーです。しかし現状には、夫婦も親子も相互依存する傾向があります。そして、どちらか一方が支配しようとした時、問題が起こります。家庭は、親も子どももそれぞれが、一つの独立した人格として、自立した存在であることを認め合うことが大切です。
NPO法人ウィメンズカウンセリング
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受付:月〜金の10:00〜17:00
料金:初回5250円、2回目移行4200円
◆◆プロフィール◆◆
「フェミニストカウンセラー養成講座」を受講後、有志とともに「ウィメンズカウンセリングちば」を設立。県内初の女性のためのカウンセリングルームとして、女性の問題を幅広く扱っている。
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