なつぞら135話「これからもがんばれ」感想

なつぞら135話は、なつが天陽の最後の絵を見て、なつが泣き崩れてしまう所から始まります。

優が絵を見て「本物のお馬さん」と言うので、なつは動かない絵がなぜ本物だと思ったのか尋ねると、優は「だって、絵を動かすのはママのお仕事でしょ」と答えます。

 

その答えを聞き、なつは涙をこらえきれず優の前でまた泣きだしてしまいました。なつと富士子たちは天陽の家族から、天陽が亡くなった日の経緯を聞いていました。

 

天陽は夜、突然帰ってきて「来週退院だ」と家族に言いましたが、それは事実ではなかったようです。天陽は自分がもう長くないことを悟って、最後に家族に会いたくて戻って来てくれたのだと泣きながら、天陽の母・タミが話します。

 

さらに医者もいつ天陽が長くないことを本人に伝えようか悩んでいたらしいと天陽の父・正治が教えてくれました。そして、山田家は天陽が居なくなってしまったら、もう離農するしかないと話します。

 

天陽の兄・陽平は天陽の絵をすべて売ってしまえば、静江と子供たちの当面の生活は困らないだろうと静江に話しますが、静江はそれを嫌がります。

 

天陽は無理をしてまでここに帰ってきて自分の畑で亡くなったことを、静江は「命を撒くために帰ってきたとしか思えない」と天陽の遺志はここにあることを確信している様子でした。

 

天陽の子供たちは自分たちがやるからと、静江に加勢してくれます。それを見たタミはまるで、昔の天陽たちのようだと泣き崩れ、正治は「だったらじいちゃんもやる」と孫たちに微笑みながら答えていました。

 

なつは陽平に案内されまたアトリエへ、今度は優を富士子に任せてきました。陽平はなつに、天陽が絵を売る事は自然なことだと言っていたことを教えます。

 

絵は狩りのようなものと考え、「家族のために狩りをしていると思えば自然なことだよ」と天陽の独特な考え方をなつに話していました。ひとりになったなつが天陽の絵を見つめていると、天陽の声が聞こえてきます。

 

なつは自分がこれからどうしたらいいのか天陽の絵に向って相談していました。優が言っていた絵を動かすのがなつの仕事と言うのがなつの答えで「今もなっちゃんを動かしているのは優ちゃんだろ。なっちゃんも優ちゃんのために狩りをすればいい」、天陽の声が言います。

 

そして、なつが実家を出る時に約束した言葉を天陽の声はなつに思い出させます。「どこに行ったって、俺となっちゃんは何もない広いキャンバスの中でつながっている。がんばってこい」

 

そして、「これからもがんばれ、なっちゃん」と手を差し出す天陽になつは握手しようとしますが、その手はフッと消えてしまいました。それでもなつは「天陽君ありがとう」とつぶやき、絵に向って涙を流しながら微笑んでいるところで今回のお話はおしまいです。なつぞら136話の感想につづく。

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