なつぞら109話「牛飼いの悦び」感想

結婚の報告をするため、なつが育った北海道の十勝に着たなつと一久は牧場の、のどかな風景を眺めているところから始めます。なつは初めて十勝に着た時の事を話していました。

この風景を見て、思わず走り出したくなったけれど、本当は不安でしょうがなかったと話します。すると、一久は突然走り出します。それを見てなつは、「あー。不安なんだ」と納得していました。

 

なつのたくさんの家族に囲まれ、一久は緊張していました。育ての親である、富士子と剛男は快諾しましたが、一久がハッキリしない物言いから仕事に失敗して今は無職だという事を話すと、祖父の泰樹は仕事を見つけてから挨拶に来るのが筋だと反対し始めます。

しかし、剛男は「なつの選んだ人に間違いはない」となつたちの味方になってくれました。他の家族もそれに賛同し、泰樹はしぶしぶ結婚を許してくれました。

 

その場を立ち去った泰樹は牛を撫でながら少し寂しそうな表情で遠くを眺めます。

緊張がほぐれた一久はその場にいた従業員の菊介に話しかけ、「牛飼いに生まれたから仕方なく牛飼いをやっている」と言われ、「それではだめだと思います」とダメ出しを始めてしまいます。

 

菊介は憤慨した様子で食って掛かろうとしますが、一久は「生きるために牛飼いをするのは正しい」と菊介の生き方を認めた上で、そこに生産する事への悦びを見出すことで、牛飼いに誇りを持てるようになるのではと話しました。

 

「どんな仕事でも人を感動させることができる。農業でも酪農でもそういう精神は必要じゃないでしょうか」と、にこやかに仕事への情熱を語っていました。

途中から黙って一久の話を聞いていた泰樹は、特に一久の話に口をはさむことなく、従業員に声をかけ仕事に戻って行きます。

 

夜、みんなで楽しそうに夕食を摂っていると、泰樹も一久に真面目な顔で冗談を言って笑顔になっていました。昼間の一久の話は、菊介にとってはよく分からなかったようですが、泰樹にとっては心に響いたようです。

さらに、なつは姉妹として育った夕見子が農協でバターを作るプロジェクトに携わっていることを知らされます。

 

なつは泰樹が作ったバターが大好きで、「農協はそんなことまでするのか」と感心しているところで今回のお話はおしまいです。なつぞら109話の感想はここまで。なつぞら110話の感想につづく。

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