なつぞら110話「集約酪農地域」感想

夕見子から農協のバター製品化プロジェクトの詳細をなつが聞いているところから始まります。「牛乳が嫌いだったあの夕見子がおじいちゃんのバターを作るなんて」と明美に言われ、感慨深い様子でなつも同意していました。

泰樹もその農協の試みについて「新しいことをしなければ、十勝の牛飼いは牛飼いの悦びを感じられなくなっている」と一久の表現を借りていました。

 

それを聞いた一久は自分の考えた泰樹に認められたような気がしているのか、ニヤニヤしていました。翌日、なつと一久は、帯広へなつの幼馴染である雪次郎のお店に現れました。

なつと一久の報告を受けて、「こうなると信じて待ってた」とうなずいていました。二人は雪次郎の家族から心からの祝福を受け、お菓子屋さんの店主である雪次郎の父・雪之助はなつたちのウエディングケーキを作らせてくれと申し出ていました。

 

雪次郎の呼びかけで、なつの高校の教師・倉田やクラスメイトだった良子とその夫・勉も現れて、二人を祝福します。良子はお腹に三人目を授かっていて、雪次郎も早く結婚しろとせっつかれていました。

なつは倉田に農協がバターを作ることを話すと、倉田もすでに知っていた様子でそのことの重要さを話していました。牧場の経営はどこも赤字続きで、メーカーへの納入はほとんどがバターなどの加工用で価格が安く、経営が苦しいようです。

 

自分たちで新しい酪農の形を作っていくことで、酪農王国への道を目指していくと倉田が話していると、なつは酪農組合長の田辺を思い出していました。農協では夕見子が田辺に「集約酪農地域」についての連絡を報告していました。

夜、夕見子が家族にそのことを報告します。集約酪農地域に指定されると国からの補助が受けられるという話しで、良い話のように見えますが、その地域で勝手に乳製品工場などを作れなくなってしまうということでした。

 

裏でメーカー側が動き、夕見子たちのバター作りのプロジェクトを潰そうと動いているのだと、夕見子たちは考えていました。剛男はそれでも手は一つだけあるとなつに教えます。

それは、返答期限である明後日までに工場建設の申請を出してしまうことでした。それを実現するには日曜日である明後日ではなく、土曜日の午前中までに申請の手続きを終わらせなければなりません。

 

夕見子は酪農家の結束力を見せるためにも牧場主の泰樹に、明日の会議に出て欲しいとお願いします。すると、なつと一久も一緒に出席したいと申し出ました。

翌日、酪農の厳しさを改めて知った一久は、菊介に何も知らずに失礼なことを言ったと謝り、キリリッとした顔をしているところで今回のお話はおしまいです。なつぞら111話の感想につづく。

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